更新日2021/10/22
転職して環境を変えよう!
転職するのもひとつの方法
人間関係の悩みが解決できそうにないなら違う職場に転職することを考えてみましょう。「人間関係なんて個人的な理由で転職してもいいの?」と思うかもしれません。ですが、思い出してみてください。介護職の悩みは「人間関係」が第1位ですよね。人間関係が理由で転職している人もたくさんいるんです。
介護職は需要に対して供給が少なく、深刻な人手不足に悩んでいる施設も少なくありません。求職者にとって有利な売り手市場なので、次の職場もすぐに見つかりますよ。悩んで体調を崩すよりも思い切って転職することをおすすめします。
ただし、転職で失敗しないためにも次の2点を心がけるようにしましょう。
「重視するポイントをはっきりさせる」
転職を成功させるためにはまず、自分の軸をしっかりと持っておくことが大切です。軸がしっかりしていれば職場を選ぶ基準が明確になるので目標にも近づきやすくなります。
人間関係が原因で転職する場合でも、どんな関係に苦痛を感じるのかは1人ひとり違います。和気あいあいと楽しく仕事ができる関係を求める人もいれば、介護職として成長するために厳しい指導を求める人もいます。それに、あまり干渉せず自由にできることを求める人もいますね。
人間関係が良好だと感じるポイントは人によって異なるため、まずはそこを明確にしておきましょう。曖昧にしたまま転職しても自分の希望と離れてしまうためミスマッチを感じて後悔してしまいますよ。「どのような点を重視するのか?」をはっきりとさせておきましょう。
「情報をしっかり集めて比較・検討する」
重視するポイントがはっきりしたら次は情報収集と比較・検討です。自分の求めるものに合う職場を選ぶには、たくさんの求人を比較・検討していかなければなりません。ですが、ただ給与や休日の数字だけを比較すればいいというわけではないんです。
介護職が働いている介護施設は、要介護度が重度の人が入所する特別養護老人ホーム、民間企業が運営する有料老人ホーム、リハビリをメインとする介護老人保健施設、通所介護を行うデイサービスなど種類がいろいろあります。施設形態によって仕事内容や求める対応は異なります。
介護職として成長したいからといって経験の浅い人が特別養護老人ホームを選んでも仕事についていけず早々に辞めてしまうかもしれませんよ。それに、施設形態が同じでも施設によって経営方針や理念が違うため、仕事のやり方や職場の雰囲気は異なります。
求人を探す際は数字だけでなく職場の雰囲気や仕事内容を確認しながらさまざまな施設を比較し、自分に合うところを選ぶようにしましょう。
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